シャンプーの成分表示の見方
シャンプーを買う時、入っている成分を見ていますか?
キレイな女優さんがCMしていたり、スーパーやドラッグストアに普通に売っていたりすると安全なイメージがするシャンプーですが、実は頭皮に悪影響のある成分も含まれています。
もちろん、シャンプーにはたくさんの種類があるので、どういう成分が含まれているかもさまざまですが、頭皮に有害な成分が入っていないシャンプーはなかなかないのが現状です。
ダメージケアや自然派・ナチュラル・オーガニックを謳っているシャンプーだったとしても、確かに有効成分は入っているのですが、有害成分のことは何も説明していないシャンプーも結構あるんです^^;
有害な成分は、泡立ちや洗浄力、サラサラ感、スタイリングの良さなど、使用感の良さを満たすために入れられています。
なので、有害成分だからといってなかなか避けられませんが、せめてその濃度が少ないものを選びたいですね。
特に気をつけたいのは石油系合成界面活性剤ですが、そういう危険な成分でも低濃度であれば有害ではないこともあります。
なので、どんな成分が入っているのか知ることも大切ですが、どれくらいの濃度で入っているかもチェックしたいところですね。
そこで知っておきたいのが、成分の並び順です。
並び順には意味があるんです。
成分表示の見方
法律ではシャンプーは化粧品に分類されていて、全成分表示が義務付けられています。
そして化粧品の成分表示は、配合量の多い順から表示されることになっています。
(医薬部外品についても2006年4月に全成分表示が義務付けられました)
下の写真は、とある市販シャンプーの成分表示です。
このシャンプーはスーパーやドラッグストアで800円で売られているシャンプーで、ダメージヘアもなめらかに洗い上げることをアピールしています。
でも私は、このシャンプーを使うときしむんですよね^^;
そして、時々頭皮が荒れて赤くなってしまうんです><
このシャンプーの成分を見てみると、一番多いものが「水」、そしてその次に「ラウリル硫酸Na」となっています。
「ラウリル硫酸Na」は石油系合成界面活性剤の一種で泡立ちや洗浄力を良くするための洗浄剤ですが、頭皮トラブルを起こすことにもなりかねない成分なんです><
「ラウリル硫酸Na」はたんぱくを変性させて皮膚のバリア機能にダメージを与えます。
そんな成分が2番目に多いということですね^^;
実は、市販のシャンプーではこういうことは珍しくありません。
ダメージケアを謳っているシャンプーでも、その言葉だけで信用してはいけないんです^^;
有害な成分は他にもたくさんあって、合成香料(「香料」と書かれている)や合成着色料、タール色素(「色+数字+号」で表記されている色素)なども結構含まれているものです。
比較するなら、こういう有害成分が全く入っていないか、入っていたとしても、ちょっとでも順番が後ろにあるものの方が安全ですね。
有害な成分も数え切れないほどたくさんありますが、このサイトでもちょっとずつ紹介していきます。
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