自分の努力次第で防げる!白髪になる原因とは?
白髪になる原因は、今まで不明とされていて、遺伝の影響と言われていたのですが、
確かにそれも原因の一つ。
ただ、遺伝が全てではないんです。
どれくらい遺伝の影響が関わっているかまではまだわかっていません。
でも、つい最近になって、それ以外の原因の解明が進みました!
しかも、発見したのは日本人で、東京医科歯科大学教授の西村栄美先生!
その内容はこれから説明しますが、白髪になる原因を知ると、
ヘアケアで気をつければ白髪を防げる可能性が高いということがわかったんです^^v
髪の毛が生えてくる仕組み
白髪になる原因を説明する前に、髪が生えてくる仕組みを簡単に説明します。
髪の毛は、植物の生え方と似ているのですが、根っこの部分で血液から運ばれてくる栄養をもらって生えてきます。
髪の毛を作っているのは上の図の"毛母細胞"ですが、
栄養を毛乳頭から貰って細胞分裂して、髪の毛をどんどん伸ばしているんです。
そして実は、この時作られた髪の毛は白色で、
最初っから色が黒いわけじゃないんです^^
その周りには"色素細胞"(メラノサイト)がいるのですが、
この"色素細胞"がメラニンを出し、髪の毛に色をつけているんです^^
どんな色をつけるのかは人種によって違います。
私達日本人は黒い髪ですが、西洋人なら金髪だったり、赤髪だったりしますよね^^
なので、白髪になる原因というのは、この色素細胞が何らかの原因で働かなくなることから起こっているんです。
色素細胞が働かない理由は、DNAの損傷
上で説明した"白髪になる何らかの原因"、
その中の一つは、DNAの損傷です。
細胞レベルなら、損傷しても分裂して元に戻りますが、DNAを損傷すると治らなそうなのは想像できますよね。
じゃあ、何でDNAを傷つけているのか?というと、
まずは日頃のヘアケアです。
爪を立てて洗ったり、洗浄成分のキツいシャンプーを使っていたりしていることが考えられますね^^
爪を立てたり、あまり良くないシャンプーを使ったからといって、すぐに損傷してしまうわけではないのですが、
継続してそういう洗い方をしていくと、少しずつ傷をつけていくことになります。
年齢を重ねると白髪が増えてくるのは、加齢が原因ということもありますが、
ヘアケアの悪い習慣を継続してきたことによるものの方が大きいと思った方が良いでしょう。
また、ストレスの影響も考えられます。
ストレスって、意外と受けていることがわかりにくいものがたくさんありますが、
継続して受け続けると、体の不調や肌荒れなどが起こるように、頭皮にも影響を与えています。
そこで、毛母細胞のDNAが損傷してしまうこともあるんです。
実際に研究の中で、ストレスで色素細胞が死んでしまい、
メラニンが供給されずに白髪になってしまうことも発見されています。
つまり、日頃のヘアケアや生活習慣のあり方で、白髪になるかどうかが変わってくるということですね!
もちろん、ヘアケアや生活習慣だけが原因というわけではなく、
遺伝や病気、加齢などで白髪になる場合もありますが、
日常生活の工夫次第で防げるのは、ヘアケアや生活習慣のあり方を考えることではないでしょうか?
毛母細胞や色素細胞はまさに植物に似ていますよね^^
植物は水や肥料をあげて育ちますが、それがなくなると元気もなくなりますし、
強い風や虫などはストレスになることもあります。
髪や頭皮も一緒で、きちんとした食生活や生活習慣で良い土壌(頭皮)を作り、
きちんとヘアケアしていくことは大切ですね^^
ぜひ、シャンプーを見直したり、ヘアケアの仕方を考える習慣をつけて下さい。
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